カサノリタマナウミウシ Mourgona osumi Hamatani, 1994

カサノリタマナウミウシ Mourgona osumi
Photographed by
KazukoOjima 小島 和子
Location
日本>沖縄>本島北部(伊江島・水納島・瀬底島)>石切(安和)
Date
2019/01/04
Size
5mm
Depth
3.0m
Water temperature
19.0℃

特徴

体は半透明
その地色は通常一見淡緑色,時に灰緑色あるいは黄白色。
体表は褐色色素による不規則形の小班で 個体によって密に被われたり,背面に2条の縦走帯を形成することもある。
褐色色素は背面突起の上面や腹足面にも分布し,背面突起の下面と触角・口触手には分布しでも少数。微小な乳白色頼粒が体表と背面突起上に多数,腹足面には少数散在する。
背面突起は葉状。
葉状部の周縁は凹凸を繰り返し,凸部に顕著な光沢性頼粒(腺細胞)を内蔵する。葉状部内に侵入する肝臓細管は淡草緑色で,通常不規則な一回分岐。生殖器系の侵入はない。
触角は細長く,二裂。
口触手は比較的長い。
共に耳状。
腹足には横溝がない。
尾は短い。
カサノリをホストとする

分布

日本

種小名

大隅氏への献名

和名

ホストであるカサノリに因む
タマナはキャベツのこと
References