ニイニイミノウミウシ Moridilla brockii Bergh, 1888

ニイニイミノウミウシ Moridilla brockii
Photographed by
MANATEE MANATEE
Location
日本>沖縄>本島中部(西海岸)>ホーシュー
Date
2017/05/01
Size
10mm
Depth
5.0m
Water temperature
22.0℃

特徴

体地色は半透明の白色のものと半透明の橙色のタイプが存在する。
背側突起は概ね半透明の橙色だが、透明に近い白色のものも見られる。
背面中央に近い突起は大きく、コイル状に巻く。
触角の色は体地色と同じで後方部分にのみ褶葉がある。
口触手は触角よりも長い。色は体地色と同じだが、中間部分が白くなるものも見られる。
40mmに達する。

分布

インド洋、西太平洋

補足

記載時の曖昧さもあり複数種が含まれていると考えられている
Moridilla jobeli Schillo & Wägele, 2019 北スラウェシ産 触角に白いパッチがある
Moridilla fifo Carmona & N. G. Wilson, 2018 西オーストラリア 触角・口触手が赤い
Moridilla hermanita Carmona & N. G. Wilson, 2018 パプア・ニューギニア 体はオレンジ、触角・口触手の先だけ明るいオレンジ
References