クリヤイロウミウシ Mexichromis mariei (Crosse, 1872)

クリヤイロウミウシ Mexichromis mariei
Photographed by
nudibranch.ia Anouk Houben
Location
インドネシア>バリ島
Date
2006/01/02
Size
20mm
Depth
20.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体地色は白色。
外套膜周縁部は橙黄色の色帯がある。
背面は白色、若しくは薄い赤紫色になる。
背面には円錐状の突起がある。その突起が赤色や紫色になるものも見られる。
触角は紫色から赤紫色。二次鰓は半透明の白色から黄色で軸が紫色になる。
30mmに達する。

分布

インド洋、西太平洋

和名

日本産レンゲウミウシ属 2 種の追加研究 にて提唱された
クリアではなく、クリヤ。越前海岸の厨に因む
ムラサキシボリウミウシ、キベリシロウミウシは異名と思われる

補足

海洋生物ガイドブックにて、スミレウミウシ Mexichromis macropus と紹介されているのは、クリヤイロウミウシのカラーバリエーションと思われる。
Mexichromis macropus は外套膜周縁の線が連続しないので見分けることが出来る。
Mexichromis festiva (Angas, 1864) とされている場合も多いが、M. festiva はオーストラリア固有種とされている。
References