セスジウミウシ Mexichromis lemniscata (Quoy & Gaimard, 1832)

セスジウミウシ Mexichromis lemniscata
Photographed by
IMAGAWA 今川郁
Location
日本>沖縄>本島中部(西海岸)>真栄田岬
Date
2010/08/10
Size
12mm
Depth
9.0m
Water temperature
29.0℃

特徴

体地色は半透明の紫色。
外套膜最外周は白色からクリーム色で縁取られる。
背面中央部に触角間から二次鰓まで伸びる白色の縦線がある。
その白線の左右に卵色の線が入るが、白色の線よりは短い。
黄色の線の両脇が濃い紫色になるものも見られる。
触角は軸が体地色と同じで、褶葉の下半分が赤色、その先は紫色になる。
二次鰓も根元の部分から、体地色と同じ色、赤色、紫色と変化する。
23mmに達する。

分布

インド洋、西太平洋、中部太平洋

和名

「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にてリボンイロウミウシという和名が提唱されたが、「貝類雜記(4)」にてセスヂウミウシという和名がすでに提唱されている。

補足

ドゥルウィレドーリス属からレンゲウミウシ属に移動された。
Glossodoris clitonota (Bergh, 1905) は異名。
References