キヌハダウミウシ Gymnodoris inornata (Bergh, 1880)
特徴
体地色は白色、黄色、橙色と様々。体表には体地色よりも濃色の小突起が散在する。
触角の色は体地色と同じ。
二次鰓の色も体地色と同じで、肛門を中心にほぼ円形。体の中央より後方に位置する。
クロシタナシウミウシ、ダイダイウミウシ、ホソスジイロウミウシなど、他の後鰓類を食す。
60mmに達する。
分布
南アフリカ、モザンビーク、タンザニア、スーダン、紅海、ニューカレドニア、インドネシア、フィリピン、香港、日本、ハワイ和名
日本産裸鰓類の研究 (1)にて提唱されたReferences
- キヌハダウミウシ(新称), Baba, K. 1930. Studies on Japanese nudibranchs (1). Polyceridae. Venus 2(1)
- キヌハダウミウシ, 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- キヌハダウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- キヌハダウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- キヌハダウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- キヌハダウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.