ヒラミルミドリガイ Elysia trisinuata Baba, 1949
特徴
体地色は黄緑色から苔色で環境に合わせて変化する。体表全体に赤色の細点が散在する。
側足には白色の微細な突起がある。
触角は半分から先が透明で、白色の微細な小突起が密に入る。
ミルなどの海藻をホストとする。
学名読みはエリシア・トリシヌアータ。
体長25mmに達する。
分布
日本、パプアニューギニア、フィリピン、ハワイ補足
Elysia sugashimae Baba, 1955 とは同種であろうとされているReferences
- ヒラミルミドリガイ(新稱), 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- Elysia (Elysia) trisinuata BABA, 1949 Hiramiru-midorigai, Baba, K. 1957. The species of the genus Elysia from Japan. Publ. Seto Mar. Biol. Lab. 6(1): 69-74, pls 3-4.
- ヒラミルミドリガイ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- ヒラミルミドリガイ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- ヒラミルミドリガイ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.