リンカミノウミウシ Cratena sp.11
特徴
体地色は赤褐色から褐色。背面正中線上に白色帯があるが、途切れたり、これを全く欠くものも見られる。
体側側には白色の斑紋が散在する。
背側突起は短く、黄白色の細点が密に入る。中間付近に青色の斑紋が入る。
触角には輪状の突起が3つある。色は透明で白色や体地色と同じ斑紋が入る。
口触手は平滑でムチ状。基部の色は体地色と同じで先が白色になる。
15mmに達する。
分布
インド洋、西太平洋、中部太平洋和名
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて提唱された。References
- カロリア属の1種, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- Caloria sp. 1, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- 中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere 11. 41-60. +5pls.
- Cratena sp. B, Cunha, T. J.; Fernández-Simón, J.; Petrula, M.; Giribet, G.; Moles, J. (2023). Photographic Checklist, DNA Barcoding, and New Species of Sea Slugs and Snails from the Faafu Atoll, Maldives (Gastropoda: Heterobranchia and Vetigastropoda). Diversity. 15(2): 219., available online at https://doi.org/10.3390/d15020219