コールマンウミウシ Chromodoris colemani Rudman, 1982
- Photographed by
-
tanakahan(likkle more)
- Location
- 日本>東京>三宅島>大久保
- Date
- 2021/06/08
- Size
- ??mm
- Depth
- 15.0m
- Water temperature
- 24.0℃
特徴
外套膜最外周から細い白色線、太い黄色線で囲まれる。その内側は水色で、この中に黒色の細い縦線が最低3本以上入る。
この黒色の細い縦線は触角の前方と二次鰓の後方で近接する。
成長に従い水色の領域に黄色の斑紋が入るものが見られる。
触角と二次鰓は橙色。
30mmに達するとされる。
分布
オーストラリア、パプアニューギニア、フィリピン、日本、マーシャル諸島種小名
種小名と和名はオーストラリア人の研究者、ネヴィル・コールマン博士への献名。補足
記載者のRudman氏は黒い線(通常は5本)があり、その隙間はオレンジ色、もしくは茶色であると書いており、日本などで見られる個体とは特徴が一致しない。Chromodoris cf. colemani とするのが妥当ではないかと思われる。References
- タテスジアオイロウミウシ(新称), 益田 一ほか. (1996). 海岸動物 (フィールド図鑑). 補訂版第2版.
- コールマンウミウシ(仮称), 益田一. (1999). 海洋生物ガイドブック.
- コールマニ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- コールマンウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- クロモドリス・コレマニ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- コールマンウミウシ, 益田 一. (2004). 海洋生物ガイドブック. 第7刷.
- コールマンウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- コールマンウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- コールマンウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.