コールマンウミウシ Chromodoris colemani Rudman, 1982

コールマンウミウシ Chromodoris colemani
Photographed by
nqd10762 吉川芳輝
Location
日本>東京>伊豆大島>秋の浜
Date
2019/07/15
Size
50mm
Depth
12.0m
Water temperature
22.0℃

特徴

外套膜最外周から細い白色線、太い黄色線で囲まれる。
その内側は水色で、この中に黒色の細い縦線が最低3本以上入る。
この黒色の細い縦線は触角の前方と二次鰓の後方で近接する。
成長に従い水色の領域に黄色の斑紋が入るものが見られる。
触角と二次鰓は橙色。
30mmに達するとされる。

分布

オーストラリア、パプアニューギニア、フィリピン、日本、マーシャル諸島

種小名

種小名と和名はオーストラリア人の研究者、ネヴィル・コールマン博士への献名。

補足

記載者のRudman氏は黒い線(通常は5本)があり、その隙間はオレンジ色、もしくは茶色であると書いており、日本などで見られる個体とは特徴が一致しない。Chromodoris cf. colemani とするのが妥当ではないかと思われる。
References