ダイアナウミウシ Chromodoris alcalai Gosliner, 2020

ダイアナウミウシ Chromodoris alcalai
Photographed by
MANATEE MANATEE
Location
日本>東京>八丈島>ナズマド
Date
Size
11mm
Depth
12.0m
Water temperature
23.7℃

特徴

体地色は白色。
背面は灰青色で白色の細点が密に散在する。
外套膜最外周は白色で縁取られる。この部分に黄色の斑紋が入るものも見られる。
黒色の太い線が頭部から触角を通り、二次鰓の後方で繋がるが、途切れがち。
正中線上には黒色の斑紋が入るが円班になったり縦線になったりと個体差がある。
触角の色は黄色。二次鰓は基部が白色で半分から先が黄色になる。
60mmに達する。

分布

フィリピン、日本、インドネシア、マレーシア、西オーストラリア

種小名

Dr. Angel Alcalaの90歳の誕生日と、彼がフィリピンの海洋生物多様性の保護に先駆的に貢献したことを称えて献名された

和名

ダイアナウミウシという名前で表記されている図鑑の写真は C. alcalai であるので和名はそのまま残しておくが今後変更される可能性が高い

補足

外見的には C. dianae に非常に似ており記載時から混同されていたが、分子データの識別性、外見、形態、色彩、内部の解剖学的特徴から、この2種は区別された。
References