イロミノウミウシ Spurilla braziliana MacFarland, 1909

イロミノウミウシ Spurilla braziliana
Photographed by
pisan 黒田貴司
Location
日本>千葉
Date
2014/03/09
Size
15mm
Depth
1.0m
Water temperature
18.0℃

特徴

体地色は朱色。
頭部と背面には白色の斑紋が散在する。
心嚢が膨らむ。
背側突起は紡錘型で先端が内側に巻く。
色は半透明の褐色から半透明の黄白色で先端は白色。表面に青灰色から黄白色の斑紋が入る。
刺胞嚢が紺鼠色に透けて見える。
触角にはヒダがある。色は体地色と同じで白色の斑紋が入る。先端は白色。
口触手は平滑。色は体地色と同じ。
70mmに達するとされる。

分布

コスタリカ、パナマ、メキシコ、キューバ、フロリダ、ハワイ、日本、中国、オーストラリア

和名

2000年3月にウミウシガイドブック〈2〉でイロミノウミウシと新称が提唱
2000年9月に「大阪湾産の本邦新記録種イズミミノウミウシ」にて、イズミミノウミウシと新称が提唱された
2014年に両者は同種であろうとされたので世界のウミウシでは先に提唱されたイロミノウミウシ採用するが、論文により記載されたイズミミノウミウシが標準和名であるという意見もあるので今後変更の可能性もある

補足

Spurilla neapolitana は、地中海と東部大西洋に限定された
References