シボリイロウミウシ Chromodoris strigata Rudman, 1982

シボリイロウミウシ Chromodoris strigata

Location
インドネシア>バリ島
Date
2006/08/13
Size
20mm
Depth
23.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

外套膜の地色は淡い青白色で、非色素部が暗青灰色のパッチとして規則的に配される。背面に幅の不規則な黒色縦線が走る。インド洋産個体では、触角の前から鰓孔まで延びる細い黒色中央線が 1 本、両側に触角と鰓ポケットの外側を後走し正中線手前で終わる線が 1 対、橙色縁帯沿いの最外側線が 1 対、計 5 本走る。オーストラリア産個体ではこれらの線がより太く不規則で、中央線が分断され (短い前部 + 長い後部) 中央でひし形に膨らむこともある。最外縁は幅広い水彩の橙色帯で、地色の白色斑が橙色帯に「舌状」に張り出すのが本種の独特の特徴。鰓と触角は同じ水彩橙色を呈する。体側面は淡青白色に水彩橙色の縁、足側面に黒色線が 2 本走り、上方の線は足前縁で頭部・足後部に連続する。鰓は単純な 6 枚で、馬蹄形に並び後方が開く。最大体長は約 25 mm。

分布

模式産地はオーストラリア・クイーンズランド州 Townsville 沖の Broadhurst Reef。原記載時はグレートバリアリーフ各地と西インド洋 (マダガスカル北方の Comoro 諸島周辺) から記録されていた。インド-西太平洋に広く分布するとみられる。

種小名の由来

種小名 strigata はラテン語で「縦縞のある」を意味し、背面の不規則な縦縞模様にちなむ。

補足

同色彩群の他種と比べて色がはるかに淡く、橙色縁帯に白色地が「舌」のように突出する点で外見的に容易に識別できる。
References
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